私は、東京都目黒区在住の大学院生です。上京して都内の高い家賃に驚愕しましたが、給付型奨学金のおかげで不自由なく生活できています。今日は給付型奨学金について、その特徴と採択のコツを紹介できればと思います。
- 給付型奨学金についてよく知らない
- 給付型奨学金を申請したい
- 奨学金申請書の書き方に困っている
特にこのような方にとって有益な情報となれば幸いです。
給付型奨学金とは?
給付型奨学金とは、返済しなくてもよい奨学金のことです。
はじめに
私は東京大学に通う現役大学院生です。
私は現在、給付型奨学金を2つの民間団体から
毎月15万円の給付型奨学金
受給しており、親からの仕送り、ハードなアルバイトをしなくても都内で不自由なく暮らしています。
給付奨学金獲得の有無は、生活・学業への専念・余暇への時間など学生生活に大きく影響します。
情報収集はどうするか?
私は主に学校のホームページから給付型奨学金の情報を入手していました。
東京大学の奨学金情報ページ ←私が定期的にチェックしているページ
他にも「給付型奨学金」と検索すればいくらでも出てくるので定期的にチェックしておくことをお勧めします。おすすめの奨学金情報についても後日記載できればと思います。
給付型奨学金はどんな人が採択されるの?
応募する奨学金によって異なりますが、大まかに3つに分けられます。
シンプルにお金に困っている人
例えば
- 母子家庭、父子家庭
- 父母共に収入が低い
- 災害などにより家計が苦しくなった
などが挙げられます。私は母子家庭に該当しています。日本学生支援機構や奨学金の募集要項に「親の収入上限」などの具体的な数値が記載されている場合は、ここが重視されやすいと思います。
しかし、私としては以下の2つの方が大切だと思います。
将来の夢、目標が明確な人
特に民間財団で問われることが多い印象です。
実際に現在取り組んでいることや頑張っていること、もしくはこれからやりたいと思っていることを書けば良いと思います。
私は筋トレの研究をしていますので、「運動や筋肉の研究を通じて、人々の健康増進に貢献できる研究者になる」という夢・目標を毎回書いています。
機構や財団の欲しい人物像に合っている人
募集要項をよく読めば書いてあることがほとんどです。
例えば、「スポーツや健康科学に関連し、将来その分野で貢献できる人材」などです。申請書作成ではこれらの求めている人物像に合っていることを文章中で表現することが大切だと考えています。
もしくは財団などのホームページから、求めている人材を読み取ったり、活動報告を参考にしたりして文章に盛り込んでみてください。
私は経験ないですが、就職活動の「企業分析」に似ていると思います。
最も重要なのは申請書の”質”
上記で述べた、採択される人の特徴を効果的に文章表現できれば、採択率は跳ね上がります。
以下にほとんどの奨学金申請書で求められる申請理由の文章構成を記載します。(私個人の意見ですので参考程度に)
文章構成の例
- なぜ奨学金が必要なのか(結論)
- 例えば学業に専念するため
- その原因について2〜3つ詳細を記載
- 例えば、「母子家庭」「都内の家賃が高い」など
- 奨学金を何に使ってどう活かすか
- 例えば、生活費にあてて、学業に専念する
文章がわかりづらければ、いくら悲惨な経済状況、素晴らしい夢があったとしても不採用となりますので、申請書の質は重要と言えます。
私が作成した例文や申請書、添削をご希望の方は、コメントか
ryomitani59@gmail.com
までご連絡ください。
注意点
奨学金によってはそもそも自分が応募資格に該当していないということもありますので、募集要項をよく読むことは大切です。よくあるミスは親の収入基準ですので、要確認。
奨学金申込は、年度の境(2〜4月)と秋(8〜10月)に集中します。「気づいた時には申請期間を過ぎてしまっていた」というのはあるあるですので、情報チェックと書類提出は余裕を持って行うことをおすすめします。
コメント